クリスマスツリーの飾り方

ここでは、生木のクリスマスツリーではなく、フェイクのツリーの飾り方をご紹介します。
ツリーは大きければ大きいほどインパクトがあります。
でも、飾る場所が必要ですし、大きいほどオーナメントも要ります。
最近はスリムなタイプのツリーが主流ですが、
それでも部屋の中央に置くか、コーナーか、壁際かなどによっても飾り方がちがいます。
置き場所やご予算にあわせて、ツリーも選びたいです。

 

★ツリー選び★
ツリーは大体針金の芯にビニール製の葉がついたものです。
折りたたみ式になっていて、オフシーズンは片付けることが出来ます。箱に入っていれば、箱は取っておきましょう。
大きさは150cm以上の高さがあると床に置いてもそれなりの大きさに見えます。
元々が海外の製品なので、サイズの刻みは1フィートです。約150cmは5ft。その上は約30cm大きい6ftになります。
150cmと180cmではインパクトがかなり違います。
だって、150cmだと大体、大人の頭より下ですよね。大きい!と思えるのは180cm以上です。
と、言っても室内に飾る場合天井高がありますから、210cm位までがいいでしょう。
また、1ft大きいツリーは上が大きくなるのではなく、下に30cm分大きくなると考えましょう。
つまり、表面積がボトムの部分で広がって大きくなるのです。
(そうじゃないとえんぴつみたいなツリーになりますよね)
大きなツリーは下の部分も大きいのが普通です。(中にはかなりスリムなものもありますが・・・)
しかし、150cmのツリーでも、目線の高さに近づけるとボリューム感も出ます。
ツリーをワインの木箱をひっくり返したものなど、少し高い位置に置くとまた違って見えます。

★準備するもの★

イルミネーションライト
きらきら輝くツリーは誰でもわくわくするものです。
ライトの数は多い方がきれいです。と、言ってもテーブルツリーに100球ライトでは、コードでぐるぐる巻きです・・・。
150cmのサイズで50球〜100球。180cmで100球〜200球は欲しいです。(もっと多くても大丈夫です)
色はマルチでカラフルなものは子供好みですが、まとまった印象のツリーには難しい場合もあります。
クリアなお色が無難で、使いやすいです。
近頃人気のLEDライトは色によって価格が異なります。お好きな色でまとめるのもセンスしだいです。

オーナメント
飾りの事です。長い巻きつけるような飾りを”ガーランド”と言います。
基本はガーランドとその他個別に飾るオーナメントです。
ガーランドは付け方によって、必要数が変わります。
らせん状に飾るか、らせん状でもドレープを持たせるか?又、縦に飾る方法もあります。
オーナメントも大きいものや目立つ飾りは数が少なめでもいいのですが、
それだけでは寂しいです。他に小さな飾りをツリーの大きさに応じて増やすといいのです。

飾りの色目を2〜3色にする、素材の感じを似通ったものにまとめる
そんな選び方をするとまとまった印象のアレンジが簡単です。
たとえば、2005年のエムズのツリーは色が赤・白です。
でも同じ白でも真っ白やアイボリーと色々ありますね。それも揃えました。
また、素材はフェルトがテーマです。ふわふわした、素材感に揃えました。
でも、そこまで全部を揃えなくても、カントリーなイメージなら布製と木製にまとめる。
プラスチックでもグリッターのついたキラキラしたものなら、他のガラスやリボンもラメ使いならぴったりです。
また、素材が違っていても、色目を2〜3色に揃えると結構まとまって見えます。

★飾り方★
最初にツリーをセットし、形を整えます。
ワイヤー製の枝を広げて、それぞれの枝先を伸ばすのですが、
よそのお店やショッピングセンターなど、色々なところで見かけるツリーは結構そこができていません・・・。
きれいに広げればボリューム感がでるのになぁ・・・と思わずお直ししたくなります。
枝先は上下左右と交互に広げる感じにするのが一番一般的に整ってみえます。
(と、言って、ワイヤーで形が作れるのがフェイクのいいところです。枝先を全部下向きにするダウンツリーなど、
ツリーの構造によっては、アレンジも可能な場合もあります。)

次にイルミネーションをつけます。ライトのコードが表に出ないようにすこし内側に飾るといいです。
ツリーにらせん状に巻きつけるのが基本です。上の方はついつい密に巻きつけがちですが、
下の方がスキスキで寂しくならないように注意します。
できれば、途中で点灯して、チェックするといいですね。

次にガーランドの飾りをつけます。
ガーランドの付け方を決めて、(らせん、ドレープなど)上から付けていきます。
ガーランドは目立つので、先にきちんとした位置にバランスよく付けるのがポイントです。
枝先より、少し内側のところにワイヤーでしっかり留めると形がキープできます。

オーナメントをつけます。
複数の種類がある場合は、大きい飾り又は目立つ飾りから1種類づつ全体のバランスを見ながらつけます。
離れて見て、大体同じくらいのスペースに同じ数が見えるようなつけ方がよいです。
その後、次に大きい飾り(目立つ飾り)を同じようにバランスを見ながらつけていきます。
飾りに下げ紐がついているものも多くありますが、
つけ位置が動きやすいので、ワイヤーにつけ替えた方が最初の状態はキープできます。

上の方や、つけている人の目線以上の位置はつけやすいので、つい、飾りが多くなります。
ちょっと離れた所から全体を見て、下の方や、下の方は少し内側にも小さな飾りなどをつけるとよいです。
全体にバランスよく、同じような割合でついているのいいのですが、下の方は枝先ばかりにつけると、
隣の枝先との間がありますので、抜けた部分ができてしまいます。

ツリーを部屋の中央に置いて、後ろ側からも見える場合は全体に飾りをつけますが、
壁際などで、後ろ側が見えない時は前面から2/3位でも大丈夫です。
ただし、上の方は壁際でも後ろ側が見えますので、小さめのかざりなどを少しつけましょう。
(コーナーに置く場合の飾りは前面の1/2強と言ったところでしょうか・・・)

リボンを飾る場合
リボンをあらかじめカットして形作り、それをツリーにつけるのはワイヤーを使います。
リボンを直接枝先に結び付けるよりきれいな形に飾ることができます。
また、使用するリボンが端にワイヤーの入ったものですと、ボウの部分を好きな形にふくらませることが出来ます。
リボンをガーランドに使う時もやはりワイヤー入りのリボンがおすすめです。
好きなかたちに曲げたり、丸めてその形をキープできます。

トップスター
もっともポピュラーなのはツリーのてっぺんに星のついたスタイルです。
お父さんが飾りつけの最後に一家を代表して星をつける・・・なんて、映画で良く見ますね。
トップスターはツリーの大きさに合わせて選びましょう。
大きすぎも小さすぎも最後がビシッと決まらない感じです。
また、星とはかぎらず、人形やリボン、ガラスの専用の飾りなどもあります。
必ずしもトップには何かをつける、と言う事ではありませんが。

テーブルツリー
大きなクリスマスツリーの他にもチェストの上や出窓などの飾る小さなツリーもかわいいものです。
小さなツリーは飾りの数も少なくて済みますが、大きすぎるオーナメントは飾れませんので、
ツリーのサイズに合わせて選びましょう。
廻りにサンタやスノーマンのお人形を一緒に並べたりして、
ツリーだけでなくコーナーで飾るとすてきですね。

きれいに飾ったクリスマスツリーで、たのしいクリスマスを迎えましょう。

 

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